石動乃絵 in 城端むぎや祭2018
9月といえばあの季節である。
なお、作中では雪が舞う真冬の夜に祭が執り行われるが、実際のむぎや祭は晩夏、夕刻に涼風が舞う季節に開催される。
アニメの世界では冬の寒さは問題ではないのだが、一般的に現実の私たちは寒気に弱い。
悲しい現実をうけいれなければならない…
ちょっとむぎや祭のことは傍へ置いておこう。
今回は祭りの前座として、まず高山へ行った。
一日目。
関西から高山直通の特急に乗る。
ありがたいことに朝に一本だけ設定されている「特急ひだ」である。
現地は雨だった。
この時期の北陸地方はいつも天気がわるい。
しかし観光客はいっぱいいた。
高山駅が新しくなっていた。
モダンな建物である。
このフォントは良い。
街中は外国人が溢れていた。
数年前は存在しなかったゲストハウスの階下のバーでは酒で頭がやられた白人がべろんべろんになっていて、変に猥雑なムードが漂っていた。
高山は大きく変わってしまった。
あと一層強くなっていたアニメプッシュ。
ひぐらしが懐かしかった。
カナカナカナカナカ…
2日目、白川郷。
高山駅前からバスに乗ってたどりついた。
ここも外国人が大量にいた。
世界遺産。世界に大声で宣伝する行為。
日本人だけが知る秘境がまた一つ失われてしまった。
適当にふらっと入った飲食店で食べた定食はおいしかった。
多分自分たちが普段食べている料理を観光用にふるまっているからだろう。
滞在1時間で城端→桜が池へ。
圧倒的ホームグラウンド。
しばらくして城端市街地へと向かった。
北陸の祭りは静かでよい。
私の故郷である関西の祭りは、総じて騒がしく、オタク気質と正反対の空気があるためあまりなじめないが、こちらでは自然と調和できるのである。
夜は当然鑑賞会である。
今回はテレビサイズが小さく、鑑賞するどころではなかったのでほぼBGMに成り下がっていた。
次回からは大きなテレビでじっくり一作を流して観たいところだ。
3日目。
井波屋でプリンを食って帰った。
それではまた来年。
(謝辞)
ttオフ参加の方々には色々お世話になりました。
この場にてお礼申し上げます。