石動乃絵 in 中華人民共和国香港特別行政区

前回の台湾旅行が快適だったので、同じ中華圏の香港に興味が湧いていってきた。

 

国際線で日系の航空会社を使ったことがなかったのと、なんとなくカンパニーカラーとかが好みだったのでピーチの航空券を取ってみた。

ピーチのCAの服装は日系的な堅苦しい感じがないし、なんとなくセクシーな感じがしてよかった。写真をとっとけばよかった。

搭乗中はずっとCAの制服を凝視していた。

 

夜に到着してその日はすぐに眠った。

 

翌日。

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九龍のメイン通りの様子。

交通インフラは十分に整っていたし、大気汚染は全く無かった。

路上勧誘もほとんど無し。

 

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九龍公園の様子。

フラミンゴめいた鳥が大量にいた。あとそのほかにも色んな鳥が公園では飼われている。

多分大半は飼育されているんだろうけど、野鳥的な感じでのんびり暮らしてそうなのが良かった。

 

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ヴィクトリア湾の様子。山とビルのコントラスは、神戸を彷彿とさせた。

 

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中国旗と香港行政区旗。やはり旗が高々に掲げられているのを観ると、外国にきた実感がわいてきていいなあと思う。

 

土産屋で中国旗のマグネットを買ったら、土産屋のねーちゃんに「なぜおまえは香港で中国旗の土産物を買うんだ?」と煽られた。やはり香港民は本土民と少し毛色が違うのだろう。

 

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おしゃれででかい個性的な高層ビルが香港には山のようにある。ハイテクだ。が、何故かビルの工事現場の足場は一様に竹で出来ていて、一見なよなよしている。現代的な高層建築物にそういう竹細工めいた施しがされているのを観ると、ちょっと中国っぽいなと感じる。

 

2日目は博物館にいってきた。

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香港の歴史ということで、現地の生活のほかにアヘン戦争とイギリス植民地時代、そして日本支配時代にフォーカスがあてられていた。

 

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面白いことにアヘン戦争とイギリス占領時代は淡々と説明されていて、あまり悲壮な感じがしなかった。

むしろ好意的にとらえているようにすら思えた。

 

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一方日本占領時代の展示はひどく暗く、あからさまに憎しみをもたれていた。

大陸でみた日本の軌跡は、妙に滑稽で、宙に浮いていた。

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あと当然のことながら、極めて自然な感じで台湾が中国に含められていた。

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夜はヴィクトリアピークにいってきた。

ここは寒いし風が強いし観光客が大勢いるのでお勧めできない。

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翌日ピーチで帰国。

はっきりいって言葉が違う以外は日本とあまり変わるところがない。インフラは整っているし、マクドナルドも寿司も気軽に食べることができる。物価は日本と同じ程度だ。

 

真冬の時期でも香港の気候は日本の秋ぐらいで、非常に過ごしやすかった。日本の冬の寒さから逃げるには実に良い環境だと思う。

 

おしまい